『東洋医学のしくみ』関口善太監修より

「天人相応(てんじんそうおう)」あるいは「天人合一(てんじんごういつ)」
 自然界(大宇宙)のしくみを作っている要素と、人の体(小宇宙)のしくみを作っている要素は基本的に同じ

人体の気の働き
 栄養作用 人体各部を栄養する
 推動作用 臓器や血液の流れをよくする
 温煦作用 臓器などを温める
 防御作用 病邪と闘う
 固摂作用 異常な発汗や出血をおさえる
 気化作用 血・津液などの流れをよくする

病気が起きる4つのメカニズム
 気血失調
 邪盛正衰
 陰陽失調
 臓腑経絡の失調

☆治療方針決定の4つの原則
治病求本
 〜病の本質を究明する〜
 急則治標
 緩則治本
 標本同治

扶正去邪
 〜正気を補って邪気を取り除く〜
 扶正:虚証に対して、不足している正気を補うこと
 去邪:実証に対して、強い邪気を取り除くこと

陰陽調節
 〜体の寒熱のバランスの崩れを改善する〜

三因制宜(さんいんせいぎ)
 〜患者の個人差や生活状況の違いを考慮する〜
 因時制宜 季節などの時期を考慮する
 因地制宜 患者の住んでいる土地の気候風土を考慮する
 因人制宜 性別、年齢、体格などを考慮する
 
同病異治 同じ病名であっても、証によって治療方法が違う
異病同治 表面上はまったく違う症状に対して同じ治療方法をとる

臓腑の協調関係
 心 ー 小腸
 肺 ー 大腸
 脾 ー 胃
 肝 ー 胆
 腎 ー 膀胱

体質を知る
 虚弱体質
  気虚体質 気が不足
  血虚体質 血が不足
  陽虚体質 体を温める機能が低下
  陰虚体質 体を冷やす機能が低下
 代謝障害体質
  気滞体質 気が滞る
  お血体質 血が滞る
  痰湿体質 津液が滞る

五行
 木   火   土   金   水
 肝   心   脾   肺   腎
 胆   小腸  胃   大腸  膀胱
 目   舌   口   鼻   耳
 筋   脈   肉  皮・毛  骨
 怒   喜   思   悲   恐

相生
 木が燃えて火を生む
 火は土を養う
 土から金が出る
 金から水が出る
 水は木を養う
相克
 木は土から養分を奪う
 火は金を溶かす
 土は水の流れをせき止める
 金は木を切り倒す
 水は火を消す

現代医学と東洋医学の融合
 現代医学だけで治療
 東洋医学だけで治療
 現代医学を中心に東洋医学で補完
 東洋医学を中心に現代医学で補完

混合診療

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