『幸せはガンがくれた:心が治した12人の記録』川竹文夫著より抜粋

本当のことを知ったときに、開き直って受け止めるだけの度量が必要である。

失望が症状を悪化させ、希望がそれを改善させる。

病気を治すうえで一番大切なもの・・・それは“言葉”である(ヒポクラテス)

「・・・先生を信頼するから、処方せんも信頼できる。治るもともとは先生の人格だね。先生の人格が病気を治してくれた。」

「・・・何でもね、どんな状態が起きても、それを感謝の気持ちに変えること。あらゆることをみんな感謝に変えること。感謝ほど全身の緊張を緩めるものはないんだから。感謝して・・・生きてることを感謝して、全身の細胞の緊張をみんな緩めていれば、病気なんかにはならない!」

「病気なんて恐くない。病気は、人生が良くなる過程の姿です。こうなりたい、ああなりたい、健康になりたいっていう心の底にある願いは、すでに達成されています。思えば必ずそうなるのです。達成されるのです。だから、みんなお任せして、ぼーっとしているほうがいいのです。」

「ガンは全身病である。ガンは慢性病である。ガンは免疫失調の病気である。そして・・・ガンは心の病気である。」

患者さんの意志を中心におくことが医療の始まりなのです。病気になったといっても、それはまぎれもなくその人の人生の一部なのです。何かわけのわからないことを言われて、特殊な状況を強いられることがあってはなりません。医療者も家族も患者本人にできるだけ正確な情報を与えて、全員でこれを遂行、サポートしていくのが医療でしょう。

「・・・ガンに勝つには、どうしても肯定的で前向きな態度をとらなければならないと思います。諦めないで、自分で努力して、何としても生き延びるんだという意志が必要です。どんな治療法を試すとしても、自分は絶対にガンに勝ってやるんだという気持ちと態度が肝心なんだと思います。・・・ただ勝つためには、毎日毎日、いつもいつも努力をしなければなりません。何があっても人生は立ち止まって待ってはくれません。それが人生です。どんなことがあっても、最後まで生き抜くことです。とにかく挑戦することです。市挑戦あるのみです。」

「なんで、自分が病気になったかということに、気がつかない。そうすると、また病気をする。たとえば、ある人が胃潰瘍をやったとする。今は、潰瘍治療剤というのがあって、それを与えると、一応胃潰瘍は治ります。でも、その人がストレスをため込んだ結果、潰瘍を作ってきたという状況は何も変わっていない。ストレスをため込むようなライフスタイルは、少しも変わっていない。だからまた、いずれまた同じように潰瘍にかかります。そうするとだんだん治りにくくなる。潰瘍どころか、そのうちに肝臓へまできて、肝硬変だとか肝ガンだとか、もっと重大な病気をも引き起こすことになります。・・・不用意に医者が治したから、新しい病気に発展させてやってくる。だからどうしても、ライフスタイルの間違いに気づかせて、さらにその間違ったライフスタイルを作らせた心のあり方も、自分で治さなければいけないのです。」

「自分が何も変わろうとしないで、ガンだけてっとりばやく治してくれといっても、それは無理です。ある人がガンになるには、それなりの理由がある。それもどこか外にあるのではなく、自分の内にある。間違った心の持ち方やライフスタイルの歪みがあって、それでなるべくしてなっている。だから自分を変えてゆくことしか、本当に治る方法はないのです。・・・」

「・・・人生上のどんな困難な問題でも、その問題そのものよりも、それに対して自分がどのような反応をするかということのほうが、はるかに重要なのです。・・・」

『神よ、変えることのできないものは、それを受け入れるだけの心の落ち着きを与えたまえ。変えることのできるものについては、それを変えるだけの勇気を与えたまえ。そして、変えることのできるものとできないものを見分ける知恵を授けたまえ。』

「ガンになりやすい人というのは、非常にやっぱり善人型の人間が多くて、自分のことはさておいても、まわりの人のためによくありたいという、そういう善人ぶるところがある。それと同時に、自分のことを認められたいという意識がすごく強い傾向がある。要するに・・・、自分自身に自信がないのです。」

back