『地球と人類を救うマクロビオティック』より

 「食」という字は、「人を良くする」と書く。

 人間の体も病気もどんどん細分化し、断片的に研究することで病気の全体、人間のすべて、命の全貌を掴もうとするあまり、肝腎の命の流れ、生きている肉体の全体に目を向けようとはしていない。

 「小賢しい知恵を捨て、無知であることに徹底したものが真の幸福を得ることができる。」

【健康の七大条件】
 決して疲れないこと
  欲を持つこと
   よく眠ること
    よい記憶を持つこと
     決して腹をたてないこと
      よく喜び、機敏であること
       限りない感謝の気持ちを持つこと

 病気の原因は陰陽のアンバランスである;アトピーは陰性食品の摂り過ぎである!

 人間が自分の意思で100%自由にできるものは、日常の食べ物と飲み物しかない!

 病気とは人間が自然から離れ、自己中心的な生き方をすることによって起こるものであり、従ってそれは自然の秩序をとりもどし、心身のバランスを回復するための調整作用でもある。

 砂糖を大量にとった場合、いろんな反応が起こるが、その一つが脳の働きを鈍くする。甘いものを食べ過ぎると、眠くなったり、注意力が散漫になったりする。ここで重要な働きをするのが、神経伝達物質のグルタミン酸で、その合成にビタミンB群が必要である。

食の改善12の原則
 農薬のかからないオーガニックのものであること

 主食と副食がはっきり分かれていること

 穀物をはじめとしたいろんな食材を精白したり、精選しないなるべく自然なものにする

 動物性食品を減らして、なるべく植物性のものから蛋白質を摂るようにする

 脂肪も動物性脂肪、卵などはコレステロールが高いため、なるべく減らしていって植物性の脂肪、ゴマ油やナタネ油などに変えていくと同時に、現代人は脂肪の摂取量が非常に多いので、減らす必要がある。

 甘いものは、現在の精白された砂糖やチョコレート、蜂蜜などの単糖類はなるべく摂らないで、よく噛んでいると甘くなってくる穀物、カボチャやタマネギといった野菜などの多糖類をとる

 塩分はそれぞれ個人によって適量が異なるが、概ね3〜5gの間、味噌や塩、ゴマ塩や梅干しの形でとるようにする。なるべくミネラル豊富な自然塩とする

 ビタミンやミネラルなどの微量栄養素は、なるべく食物からとる

 水はなるべく自然水を飲むこと

 季節に応じた食材を選び、調理をすること

 個人差;活動量、性差、年齢など

 食物の大半は料理をすること

本当は食物は霊を養うものである!人間の本質は肉体ではない。波動である。

 「道は一を作り、一は二を、二は三を、三はすべてのものを作る。全てのものはまわりに陰を、なかに陽を抱いており、この二つの生命力の力動的な平衡によって、力みなぎる調和を作り出す。」

 マイクロ波をかけると、蛋白質やビタミンなどの組成がすべて変わってしまう!

 「食は運命を支配する」(水野南北)

 「食は生命の大道である」(桜沢如一)

 「すべては食から生まれ、食に帰る。食の秘密を知る者は幸不幸を自由にし、また全世界の人々を導くことができる。しかし、食の秘密を知らないものは不幸に悩み、命を滅ぼす。」

 オーガニックとは、農薬や化学肥料、抗生物質や成長ホルモンなどを使わずに生産する農産物や畜産物、そしてそれらを合成添加物などを使わずに加工した食品のことをいう。

 人間の32本ある歯のうち、20本が穀物をくだく臼の形をしている臼歯、8本が果物や野菜などを噛みきるための門歯、4本が肉食動物が持っているような尖った犬歯である。歯の構成から見ても、人間はもともと穀菜食に、ときどき肉や魚を食べるという食性のはずである。

 あまり堅苦しく考えずに、あくまでも良識の範囲を逸脱せぬよう気をつけながら、自分なりの食べ方を見つけ、後は毎日の食卓を、楽しくにこやかなものにすることができれば、自然に健康になり、心が成長を遂げ、その想いが実現していくはずである。
 
宇宙の秩序七つの原則
 すべてのものは、唯一なる無限から分化した。
  すべてのものは変化する。
   対立する全てのものは、相補的である。
    同一のものは何一つない
     表があれば、必ず裏がある。
      表が大きければ、裏も大きい。
       始めあるものには、終わりがある。

無限宇宙十二の変化の法則
 一なる無限は、永遠に変化する相補的、対立的な性質の陰と陽として現れる。
 陰陽は、一なる無限である宇宙の永遠の運動の中から絶えず現れる。
 陰は遠心的であり、陽は求心的である。陰と陽が互いに作用してエネルギーと森羅万象を作り出す。
 陰は陽を引きつけ、陽は陰を引きつける
 陰は陰をはねつけ、陽は陽をはねつける
 種々異なった割合で融合した陰陽は、それぞれ異なった現象をつくりだす。現象の中での引きつけ(牽引)とはねつけ(排斥)の作用は、陰陽の力の差に比例する。
 すべての現象は無常であり、陰陽の力の構成はいつも変化している。陰は陽に、陽は陰に転ずる。
 絶対的陰、あるいは絶対的陽であるものは、何一つない。すべてのものは程度の差こそあれ両性を合わせ持っている。
 完全に中性のものは何一つない。どんなものでも陰か陽のどちらかが勝っている。
 大陰は小陰を引きつけ、大陽は小陽を引きつける。
 極陰は陽を生み出し、極陽は陰を生み出す。
 全てのものの中心部は陽であり、表面は陰である。

 長期保存のために食物に放射能をかけると発芽機能が損傷され、腐敗しなくなる。(自然の秩序に反する)腐敗するということは、次の新しい命を生み出すということ。腐敗をとめてしまうことは、次の命がうまれてこなくなるということである。

マクロビオティック基本四原則
 主食と副食を分ける;50〜60%穀物、5〜10%スープ、20〜30%野菜、5〜10%豆類
 陰陽のバランスをとる
 一物全体をとる
 身土不二

動物性蛋白質をとったからといって、筋肉がつくわけではない。

ソバカスやシミ
 体内から排出されたものが皮膚にでている。砂糖やハチミツなど単糖類を多量に摂っていると、その糖分が排出されて黒くなる。ちょうど砂糖を煮詰めていくと茶黒くなってくるのと同じ。糖分をたくさんとると排出された糖分が太陽光線に当たって、ソバカスになる

禿げ頭
 水をたくさんやりすぎると、洪水がおこって木は倒れてしまう。(根が腐ってしまう?)果物や水分の摂りすぎ(ジュース、茶、アルコールなど)ると額の端のほうから徐々に禿げてくる。
 もう一つの原因は逆に水分が足りない場合(砂漠に木は生えない)。塩分が多すぎたり、卵や肉などの動物性のものを摂ることによって頭部の皮下脂肪が増えて、皮膚による排出現象が起こってこないため、髪の毛が抜ける。頭頂部から円く禿げてくる。

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