〜 咽頭結膜熱(プール熱) 〜
暑い日が続いている今年の夏、子どもたちがプールに入る機会も多いのではないでしょうか。でも、プールで感染することが多い病気があります。それが咽頭結膜熱。プールの水を介して感染することが多いことから、プール熱とも呼ばれます。
咽頭結膜熱は夏カゼの一種で、原因はアデノウイルスというウイルスです。目やにやノドの分泌物、便などから感染し、潜伏期間は4〜6日です。症状はノドが赤くなって、痛みがあり、目が充血します。そして、39℃ぐらいの高熱が出るのが特徴です。ノドの痛みが強いことから、食欲も落ちます。1週間ぐらいで症状は治まってきて、回復に向かいます。
高熱が出るので、早めに病院へ連れていきましょう。ただし、ウイルスが原因なので、特効薬はありません。ノドの痛みを抑えたり、熱を下げる薬を処方されます。家庭ではカゼの時と同じように安静に。食事は熱がおさまったころに、のどごしの良いものを。一番気をつけたいのは脱水症状なので、水分を十分に与えてください。水分はイオン飲料が最適です。脱水症状以外は、そんなに心配する必要はありません。
この病気は春の終わりから秋の初めにかけて多く発生します。赤ちゃんよりも幼児や児童に多い病気で、理由はプールで感染することが多いからです。ただし、感染力が強いため、兄弟から赤ちゃんに感染することも。赤ちゃんに感染した場合、ノドや結膜の症状ではなく、下痢や嘔吐などの症状が出ることもあります。兄弟に症状が出た場合は、タオルを分けたり、洗面器を共用しないなどの注意が必要です。保育園や幼稚園、学校なども医師の許可が下りるまでは休むようにします。熱が下がってから2日後までが休みの目安です。 back