〜 化学物質過敏症 〜
化学物質過敏症とは:
「化学物質に暴露されていったん過敏症を獲得すると、その後きわめて微量の化学物 質で種々な不快な臨床症状が出現してくる状態」と定義されています。
化学物質過敏症の主症状
(1)自律神経障害:発汗異常・手足の冷え・頭痛・易疲労性
(2)精神障害:不眠・不安・鬱状態・不定愁訴
(3)内耳障害:目まい・ふらつき・耳鳴り
(4)眼科的障害:結膜の刺激症状・調節障害・視力障害
(5)気道障害:咽頭痛・口渇
(6)消化器障害:下痢・便秘・悪心
(7)循環器障害:動悸・不整脈・循環障害
(8)運動器障害:筋力低下・筋肉痛・関節痛・振せん
(9)免疫障害:皮膚炎・喘息・自己免疫異常
化学物質過敏症の特徴
(1)後天的であり、通常は大量の化学物質摂取後に多い。
(2)症状は多臓器性であり、ほとんどが神経症状を有する。
(3)自己に有害な物質に再接触すると発症する傾向がある。
(4)症状は一つからやがて拡大し、過敏を示す化学物質の数も増大する。
(5)反応は通常安全とされる量の1/100以下で起こることがある。
(6)神経系・呼吸器系・まれに感覚器系に症状が出やすい。
(7)以前は健康であった人が罹患しやすい。
頻度の高い物質
(1)建築材料、家具材などから放散されるホルムアルデヒドおよびトルエンなどの有機溶剤
(2)シロアリ駆除剤、畳の防虫シート、カーテン、壁紙、プラスチックからの有機リン系化合物
予防・治療方法
(1)原因物質からの隔離
換気の励行、床下換気扇の設置、寝室内への汚染発生源の持ち込み禁止、建材からホルムアルデヒドや殺虫剤による空気汚染の排除
(2)身体状況の改善
適切な食事、適度の休息、睡眠および適量の運動をし、精神的なストレスを出来るだけ避ける。
(3)体内からの有毒物質の排出
ビタミンA・C・E・B12&亜鉛・マグネシウム・セレンなど back