冬の食中毒:SRSVにご用心!

 梅雨から夏にかけての食中毒の主たる原因は“バクテリア”ですが、冬の食中毒の原因として最近注目されているのが、
   『 小型球形ウィルス= SRSV = Small Round Structured Virus 』
というウィルスです。このウィルスは人にしか感染せず、食中毒全体の約3割を占め、患者数では原因のトップとなっているようです。
 SRSVによる食中毒では、1〜2日の潜伏期の後、嘔気・嘔吐、下痢、腹痛、発熱といった症状がでますが、インフルエンザやロタウィルスなどとは違い、1〜3日のうちに回復し、軽くすんだという印象で終わります。感染しても全員が発症するわけではありません。
 原因はウィルスに汚染された“生ガキ”など貝類を食べることで感染します。また貝を食べていなくても、感染者の便や吐物を触った手を介したり、飛散物から感染する、二次感染の可能性も指摘されております。
 予防は、何と言っても『危ないものには手を出すな!』でしょう。ウィルスは加熱処理にて感染力を失うので、よっぽど信頼のおける“生ガキ”以外には手を出さないことでしょう。その他、一般常識の食中毒対策は言うまでもありません。

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