院内報2007年8月号

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◆ 麻疹(はしか)の予防接種

 来年から5年間の“時限措置”で中学1年生と高校3年生に対して、公費による定期接種が開始される予定です(詳細は未定)。そうすると、現在の小学2年生から高校2年生までのすべての学年がカバーされることになります。

◆ デング熱

 今年は東南アジア各地でデング熱の発症が多いとの由。高温のため、デングウィルスを媒介するヒトスジシマカなどが活発に活動していることが原因。症状は蚊に刺されてから1〜2週間後に発熱・頭痛・関節痛・腹痛などが出現し、1週間ほど症状が続き、ほとんどが後遺症なく回復しますが、まれにデング出血熱で重症化することもあり注意が必要です。この夏、東南アジア各方面にご旅行予定の方は、蚊に刺されないように工夫しましょう。

◆ 夏場の漢方といえば〜清暑益気湯〜

 構成生薬:人参・白朮・麦門冬・当帰・黄耆・陳皮・甘草・五味子・黄柏

 “清暑”=暑さの病因を清涼にする+“益気”=気を益す、元気をだす

 清暑益気湯は、夏の暑さで弱った胃腸を丈夫にし、体力の回復を助けます。 

 暑さに弱い人(汗かき)で、倦怠感や食欲不振、また軟便や下痢をともなうときに適します。

◆ 『経済学と人間の心』宇沢弘文著より

 ゆたかな社会とは、すべての人々が、その先天的、後天的資質の能力とを充分に生かし、それぞれのもっている夢とアスピレーション(熱意、抱負)が最大限に実現できるような仕事にたずさわり、その私的、社会的貢献に相応しい所得を得て、幸福で、安定的な家庭を営み、できるだけ多様な社会的接触をもち、文化的水準の高い一生をおくることができるような社会である。

1)美しい、ゆたかな自然環境が安定的、持続的に維持されている

2)快適で、清潔な生活を営むことができるような住居と生活的、文化的環境が用意されている

3)すべての子どもたちが、それぞれの持っている多様な資質と能力をできるだけ伸ばし、発展させ、調和のとれた社会的人間として成長しうる学校教育制度が用意されている。

4) 疾病、傷害に際して、そのときどきにおける最高水準の医療サービスを受けることができる

5)さまざまな稀少資源が、以上の目的を達成するためにもっとも効率的、かつ公平に配分されるような経済的、社会的制度が整備されている 

◆ 『心時代の夜明け』衛藤信之著より

 その人の問題(悩み)は、その個人に与えられた「人生の宿題」のようなもの。人間は色々な時期や状況でいろんな「悩み」を抱える。そのような時は我々にとって、自分自身をみつめたり、修正する絶好のチャンスでもある。

 人は神様から「失敗する権利」ももらっています。人生には、失敗をしないと得られない事がたくさんあります。親がいつも先回りして子どもの行動を指図すると、子どもは自分で考え、動くという「間」を与えられません。学(まねる)はあっても「間」がなければ、人に言われたとおりにしか動けない子どもになります。

 それはやがて、指図されないと動けない組織人を作り出すのです。言われたら仕事をするけれど、自分から仕事を持ってこない、自主性を失った社員をつくります

◆『夢をつかむ方法』ジェフ・ケラー著より

 あなたの現状を作りだしているのは、あなたの思考と行動です。今と同じように考え、行動するなら、結果はいつまでも同じでしょう。状況をコントロールすることはできませんが、それらの状況に自分がどう反応するかについてはコントロールできます。人生で何が起ころうとも、それを最大限に活用することを考えていきましょう!

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