クリニック通信2007年2月号 〜

ウィルス性心筋炎

1月号の続き・・・

 心筋炎とは心臓の筋肉に主としてウィルスが感染して炎症を起こし、筋肉自体が破壊され、その結果心臓が収縮する力を低下させてしまう病気です。

 多くの場合、通常の上気道炎症状や胃腸炎症状が先行しますが、その後出現する症状として頻度の高い順に、(1)発熱(2)胸痛(3)呼吸困難(4)動悸(5)失神(6)浮腫(7)ショック(8)痙攣(9)チアノーゼ、があります。

 診断には血液検査の他、心電図、胸部レントゲン、それに心臓超音波検査が必要となりますので、疑われる場合には循環器専門医を受診する必要があります。(実は私も循環器専門医なのですが・・・、知ってました? (^_^;) )

 心筋炎の急性期に総合感冒薬や解熱鎮痛剤を安易に使用すると、心筋の破壊を悪化させる可能性がありますので要注意です!

 昨年末、北部病院小児科では、例年になく小児の心筋炎が多く、中に不幸な転帰をとってしまったケースもあったとお聞きしました。我々医療者は見落とさないように、お父さんお母さんは安易に手持ちの解熱剤や総合感冒薬をあげ続けないことと、迷ったら受診することが必要だと思います。

「あなたの主治医はあなた自身です」

 病は嫌われるべきものである。自然は決して生きとし生けるものをだめにしようとはしないのだが、しかし自然は教えるのに口がなく、生きる法則に反したときには仕方なく心身に苦痛を与えて、生き方の誤りを教えようとしてくれるのである。教える場所は、その人が最も感じやすいところ、逆にいえば一番弱いところ。早く補修しておかなければ、やがて将来大事につながる臓器の異常を自覚症状として警告する。

 痛みや痒み、目まい、肩こり、頭痛、冷えなど、どんな小さな症状でも早くキャッチして、よってきたる原因に思いをいたし、自らの誤りに気づき悔い改めるのが、賢者のなすことである。研ぎ澄まされた感受性なしには、誤りに早く気づき改めるべき速やかな判断を実行に移すことはできない。たらふく食べてうたた寝をし、みずからを鍛えることに精進しない者は、みずからを守る感性さえも鈍らせてしまう。

 自己の健康や運命に対して責任をとることなく、不平不満がいっぱいで、その解決策を他人に求め、ひたすら薬と治療にのみ頼ることは、自分で不幸への泥沼に入ってゆくことになる。

 最後に頼るべきものは自分自身以外にはない。医者も薬も杖に過ぎない。みずからの生命を救うのは、自分自身であることをしかと認識せねばならない。

『漢方 第三の医学 健康への招待』田畑隆一郎著より

「心配する心、感謝のないところに病気が起こる」

 痛みや病気の多くは、精神的な心のあり方が関わっています。あなたの中にイライラする心があったり、とらわれの心や否定的な心があったりすると、生理的な変化となって表面にあらわれます。

 病気になるのは、基本的に免疫力が低下することが原因ですが、そのことを過剰に心配したり、とらわれたりすることによっても、かえってエネルギーを消耗し、免疫力が低下してしまいます。

 もちろん運動不足や不摂生などの原因にもよりますが、体調を崩す最大の原因は、心が不安や無知からの現象に翻弄され、感謝が足りないことも大きな原因の一つなのです。

『シッダーマスターが示す悟りへの道』ヨグマタ・相川圭子著より

納豆ダイエット効果誇張、「あるある大事典2」打ち切り決定1/23発表)

 たいへん残念な事件です。通算500回を突破した人気の長寿番組が、たった1回(と信じているのだが・・・)の裏切り行為で消滅してしまいました。元々そういう人たちが作った番組だったのでしょうか?締め切りに追われた末のやむを得ない出来事だったのでしょうか?有名大学教授や学者のデータ捏造事件もちらほら(?)ニュースになっておりますが、現在認知されている科学データやエビデンスというものが、本当に当てになるのか不安になりますね!

 ところで納豆をたくさん食べた皆さん、その後のダイエット効果はいかがでしょうか?もうやめちゃいました??

 <教訓>やっぱり自分の健康は自分で守りましょう!他人の意見は鵜呑みにしないこと。自身が検証できる眼力を常に磨いておきましょう。

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