院内報2007年12月号

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 『師走』、あっという間に2007年も年の瀬となってしまいました。今年も超特急で過ぎさろうとしています(あくまで私見ですが、そういうお年頃なのでしょうか?)。さて皆さんの2007年はどんな1年だったでしょう?あなたにとって、今年の十大(重大)ニュースはなんですか?医療関係の最新ホットニュースは何と言っても「ヒトの皮膚から万能細胞(人工多能性幹細胞=iPS細胞)作成」でしょう。結構インパクトの強い話題でしたが、これを機に再生医療が一気におし進められていくのか気になるところです。その他、「薬害C型肝炎隠し」や「産科施設の減少&妊婦さんのたらい回し」、「今年はインフルエンザの流行がちょっと早め」、などがつい最近の話題としてあげられます。ところで上半期にはどんな話題があったかしら・・・。健忘症(^_^;)(^_^;)(^_^;)

 さてさて、来年はどんな年になることでしょう?2008年度は保険制度改革、それに付随した健診制度の見直しなどで現場はちょっと混乱しそうな雰囲気です・・・。「事件は密室で起こすもんじゃ〜ない!現場で起きとるんじゃぁ〜」な〜んて。お正月までのカウントダウン、大いに楽しみましょう。

◆ 年末年始の休診日

 年内は28日(金)まで通常通りの診療です。

 年末年始は12月29日(土)から1月3日(木)まで全日休診となります。

 新年は4日(金)から通常通りの診療となります。

◆ 年末年始の休日&夜間診療のご案内??

 年末年始などクリニックの休診日には以下の機関にご連絡ください。

☆都筑区休日急患診療所(電話911−0088)? 

 12月30日(日)〜新年1月3日(木)の午前10時〜午後4時まで、内科と小児科を診療しています。? 

☆横浜市北部夜間急病センター(電話911−0088)?

 内科と小児科だけですが、毎夜午後8時〜午前0時まで診療しています。? 

☆ 横浜市救急医療情報センター(電話201−1199)? 

 365日24時間、電話により病院や診療所をご案内しております。

◆ あなたの体を再構築しませんか!管理栄養士による「栄養相談」

「栄養相談」と言っても厳しいカロリー制限や、難しい栄養素のお話ではありません。あなたの毎日の生活をふり返っていただき、食事、運動、休養などへのアドバイスを通して、あなたの生活がより健康的で楽しくなるためのお手伝いをします。

今月の予定

 12月 8日(土曜日)午前9時20分〜午後12時30分

 12月18日(火曜日)午後3時〜午後6時

今後の予定

 1月15日(火曜日)、1月の土曜日枠は未定

 2月 9日(土曜日)と2月12日(火曜日)

 3月11日(火曜日)、3月の土曜日枠は未定

1回30分程度のマンツーマン指導(相談)です。

相談料:¥2,100(税込み)

◆ インフルエンザ予防接種情報

 残念ながら公費接種を除いて、一般の予約は終了しております。65歳以上の公費接種に関しては、予約なしでも今月28日まで随時可能ですのでお問い合わせください。

 予約されている方は年末(12月28日、金曜日)までに2回の接種を完了してください。1回目と2回目の接種間隔は最短1週間以上で可能ですが、効果的には2〜4週後が妥当です。

 なお、土曜日は今年も“イヤ”になるほど混雑(混乱)しております(^_^;) また平日午後もたいへんです(^_^;) 平日の午前中は比較的余裕がありますので、可能ならば調整して来院ください。土曜日午前診療は正午時点の混雑(混乱)度により、あらためて午後(14時30分〜17時)に来てもらうよう調整する可能性がありますことをご了承ください。

 接種料金は1回目¥2,500,2回目¥2,000(いずれも税込み)

 なお横浜市在住の65歳以上の方は、1回のみ公費負担にて割引接種(¥2,000、税込み)が可能です。

◆野菜不足で鬱(うつ)多し!キーワードは「葉酸」

 野菜や果物などに含まれる葉酸の摂取量が少ないほど、うつ症状の人が多い傾向にあることが日本で初めて報告されました。健全な精神は葉酸に由来する(?)特に女性より男性で影響が顕著との由、意外な結果でした!

葉酸;水溶性ビタミンのひとつで、ビタミンMビタミンB9プテロイルグルタミン酸などとも呼ばれています。核酸およびアミノ酸の代謝に用いられており、不足すると赤血球障害悪性貧血などの症状が出現します。新鮮な生野菜や果物が葉酸の良い供給源となりますが、逆に大量の飲酒は葉酸の吸収および代謝を妨げます。妊娠期に葉酸が欠乏すると、神経管閉鎖障害(妊娠初期が重要で、特に通常まだ妊娠に気付かない第一週が最も葉酸を必要とする期間であると考えられています)が起こり、重度の場合は死に至ることがあります。また、無脳児の発生のリスクが高まるとされています。妊娠の可能性がある女性は特に注意する必要があります。

◆ 冷えと漢方

 11月中旬あたりから急に冷えこみが強くなり、各地の紅葉狩りも例年通りにぎわいをみせたようで何よりです。

 さて、冷え性の皆さん、体調はいかがでしょうか?保温対策はバッチリでしょうか!?どうしても気になる方には漢方療法をお勧めします。

「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」

 大棗、生姜、当帰、芍薬、木通、桂枝、細辛、甘草、呉茱萸

 なんとも長い名前の漢方ですが、上記9種類の生薬が含まれています。この漢方は、手足など体の末梢を温めるとともに、体の内部にも働きかけ冷えによる諸症状を改善する効果が期待され、「手足・腰など体の部分や末梢が冷える、冷房に弱い、冬は足が冷えて寝る時にも足温器が手放せない、しもやけになりやすい」といった症状に効果が期待されます。

「桂枝茯苓丸」

 桂枝、茯苓、牡丹皮、桃仁、芍薬、煉蜜の6種類の生薬からなり、女性の3大漢方の一つです。

「足腰は冷えているのに顔はのぼせる」といったいわゆる“冷えのぼせ”やアザができやすい、足の静脈が浮いて目立つ、といった症状がある場合に適応となります。

「八味地黄丸」

 乾地黄、山茱萸、山薬、沢瀉、茯苓、牡丹皮、桂枝、附子から構成され、いわゆる「腎虚」に伴う全身の冷えに適応されます。こういっては失礼かもしれませんが、「老化にともなう冷え」に効果が期待できます。

「十全大補湯」

 人参、桂枝、川?、地黄、茯苓、白朮、黄耆、当帰、芍薬、甘草の生薬10種類から作られていますが、本当に心底お疲れ(気血不足)の冷えに効果が期待できます。

 上記以外にも「当帰芍薬散」、「加味逍遥散」、「温経湯」、「真武湯」、「五積散」といった漢方薬も冷え性に使われる漢方です。冷え性でお困りの方で漢方治療に興味のある方は、一度ご相談ください。

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