クリニック通信2005年1月号 〜

あけましておめでとうございます。
 皆さまには幸多き新春をお迎えのこととお喜び申し上げます
 さて6年目を迎えます今年の“みたに内科クリニック”のテーマは、
  
1.生活習慣病の食事療法、運動療法などの指導強化
  2.“癒し”の空間(場)作り
  3.医療ネットワークの充実化

 本年もご指導・ご鞭撻のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます

フィブリノゲン製剤納入先医療機関名の公表に伴う相談窓口について

 お問い合わせは、横浜市衛生局感染症・難病対策課(045-671-4040)
 なお、C型肝炎検査に関する問合せは、都筑区福祉保健センター健康づくり係(045-948-2350)

横浜市基本健康診査

 横浜市基本健康診査料金は、40歳から64歳までの方は有料化(一律¥1,200)されました(65歳以上はこれまでどおり無料です)。ご了承ください。

インフルエンザ

 昨年末は流行なく一安心。これも暖冬のおかげでしょうか?
 65歳以上を対象とした、インフルエンザ予防接種の公費助成は2004年末をもち終了しております。ご了承ください。
 13歳未満のお子さんで、まだ1回しか予防接種を受けていない場合は、早急に受けましょう!
 インフルエンザの主症状は、『急激な悪寒、筋肉・関節痛、頭痛、発熱』です。疑わしい場合はインフルエンザの迅速検査を受けて、治療方針を決めましょう。

RSウイルス感染症って何だろう?

 RSウイルスは,Respiratory Syncytial Virusを略したものです。
 RSウイルスは,乳児の細気管支炎・肺炎の原因としてよく見られるウイルスです。RSウイルスは,通常,晩秋,冬,早春と,しばしば4-6か月続く流行を起こします。年によって,その流行の時期と程度とは,違います。RSウイルスによる気道の感染症は,こどもたちの間では,急速に流行し,2歳までには,大部分の子どもがかかります。一度感染しても免疫が完成しないため何度も感染を繰り返しますがそのたびごとに症状は軽くなります。
 潜伏期は2〜8日で症状が現れる前でも感染することがあるうえ、症状が消えてからも1〜3週間は感染する力があると言われています。RSウイルスに感染した人の咳やくしゃみで飛散したウイルスを直接吸い込むことによって感染し、鼻や咽頭の粘膜で増殖します。
[症状]
 初めて罹った乳幼児の場合は鼻水から始まり、その後38〜39度の発熱と咳が続きます。その中の25〜40%の乳幼児に気管支炎や肺炎の兆候がみられます。1歳未満、特に6ヵ月未満の乳児が感染すると呼吸困難などの重篤な呼吸器疾患をひき起こし、入院が必要となることがあります。
 咳はほとんどの乳児にみられ、細気管支炎による喘鳴が特徴的です。喘鳴を伴う呼吸困難の症状を示しますから喘息と間違われることがあります。
 再感染の幼児の場合は細気管支炎や肺炎などは減り、上気道炎が増えてきます。再感染の場合は一般的に症状は軽いようです。
 中耳炎を合併することもあります。
【予防】
 生後6ヶ月以下の赤ちゃんの感染は,重症となりやすいので,生後6ヶ月以下の赤ちゃんの感染を防ぐことは重要です。生後6ヶ月以下の赤ちゃんは,カゼをひいている人から隔離してあげましょう。RSウイルスによる気道の感染症が流行する冬は,特に注意が必要です。また,赤ちゃんが未熟児であったり,心臓疾患を持っているような場合にも,特に注意が必要です。
 感染者との接触や感染者から飛散した気道分泌物が付着したおもちゃやおしゃぶりなどによって感染することがありますから手をよく洗ったり、おもちゃやおしゃぶりなどあかちゃんがお口に入れるものは清潔にしておきましょう。

プレバイオティックスとプロバイオティックス

 最近のヨーグルトは、体の抵抗力を上げるなど健康への有用性をうたったものが多くなりました。それらにはプロバイオティックスと呼ばれる乳酸菌・ビフィズス菌などの善玉菌が添加されています。プロバイオティックスとは、『腸内微生物のバランスを改善することにより、体に有益に働く生菌添加物』のことをいいます。プロバイオティックスは生菌であって、栄養学、微生物学によって新しい効用が明らかになっており、注目されています。
 プロバイオティックスの免疫機能や抗腫瘍機能なども明らかにされてきました。小児の下痢予防についても、プロバイオティックス混合物を乳児に長期投与することで、高率だった男児の下痢が減少したなどの研究結果がいくつか出されています。ロタウィルスや抗生物質による小児の下痢症にも効果が認められています。
 プロバイオティックスには多くの健康維持効果が認められているのですが、問題は長続きしないことです。摂り続けないとすぐに元に戻ってしまいます。
 そこで期待されるのが、プレバイオティックスです。プレバイオティックスとはオリゴ糖などの難消化性の炭水化物で、『大腸にすみついている有益な菌の増殖や活動を促進することにより、体の健康を改善するように有益に働く難消化性食物成分』のことをいいます。ヒトの腸には既にプロバイオティックスが存在するので、プレバイオティックスの摂取により、その増殖が促進され、プロバイオティックス摂取の場合と同様の効果が期待できるわけです。
 プレバイオティックス、これからの健康維持のキーワードです。

*特定保健用食品に利用されている成分に注目!
キシロオリゴ糖/フラクトオリゴ糖/大豆オリゴ糖/イソマルトオリゴ糖/乳果オリゴ糖/ラクチュロース/ガラクトオリゴ糖/ラフィノース

*特定保健用食品(トクホ)とは?
 トクホは、長年のアンバランスな食生活によって忍び寄る生活習慣病の一次予防に役立つ食品で、健康に対してどのような機能を持っているかを表示することを、厚生労働大臣が許可した食品です。健康志向のニーズに応えて、食生活を通じた健康の維持・増進を目的としています。
 詳しくは、http://www.jhnfa.org/index.htmをご参照ください。

ゆうあいクリニック、女性専用PETコースを開始

 横浜市営地下鉄「北新横浜」から徒歩5分、横浜市港北区新羽町248( TEL.045-540-8211)に、国内最大の陽電子放射断層撮影装置(PET)検査施設「ゆうあいクリニック」があります。

<PET検査とは?>
 がん細胞の有無と炎症性の疾患の有無がわかります。がん細胞は、正常の細胞よりも分裂が盛んに行われるため、糖分がたくさん必要とされます。そのため、検査前に静脈注射させていただいたお薬(18F-FDG=放射性物質を含んだブドウ糖)は、がんの病巣にたくさん集まります。その集まる様子をPET装置で身体の外から撮影すると、がんがどこにあるのか、その大きさはどのくらいかがわかります。炎症がある細胞は、正常の細胞よりもエネルギーを必要とするため、がん細胞と同じようにお薬(18F-FDG=放射性物質を含んだブドウ糖)を取り込みます。


 ゆうあいクリニックでは2005年1月5日より、乳がんなど女性特有のがんを早期段階で発見するための検診メニュー「レディースPETコース」が始まります。同コースでは、全身のがんを一度にスクリーニングできるPET検査のほか、乳房の超音波検査、子宮・卵巣を含めた骨盤部のMR検査、4種類の腫瘍マーカーと貧血などの一般血液検査がセットになっています。
 乳がん検査では一般的な乳房エックス線検査(マンモグラフィー)装置に代わり、乳房超音波を使用することにより、乳腺が発達していても検査時の痛みなどの不快感が軽減できる上、エックス線による被ばくの心配がありんせん。
 費用は¥134,400・・・、高いですか?そうでもないでしょうか?ちなみに他のガン検診のコースは約10万円〜17万円、脳ドックのコースは約10万〜15万円、全てを行うと約27万円だそうです・・・。

 ゆうあいクリニックのホームページは、http://www.shinyokohama.jp/index.asp
 検査のお問い合わせは、 ゆうあいクリニック医療連携室(TEL.03-3222-5203)まで。

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