クリニック通信2004年10月号 〜

《インフルエンザ予防接種について》

 現在予約を受付中です。
 接種期間は11月1日〜年末までの2ヶ月間の予定です。
 10月接種希望者あるいは1月以後の接種希望の場合、単独での申込みは受けられません。ペアでお申し込みください。
 接種費用は昨年度と同じく、1回目¥2,500、2回目¥2,000(消費税込み)です。
 65歳以上については、今年も公費負担がありますので、1回(のみ)¥1,000です。
  予約時、接種希望者のお名前、年齢、連絡先(電話番号など)、1回のみ接種か2回接種希望かをお知らせください。(原則13歳未満は2回接種です。)

《今年の健康診断はお済みでしょうか?》

 皆さん、今年の健康診断はお済みでしょうか?40歳以上の横浜市民で、職場等で健康診断を受ける機会のない方は、10月中に横浜市基本健康診査(血液・尿・胸部レントゲン・心電図など)を受けるようにしましょう。「結果が恐いから」とよく言われますが、あとで後悔してもしょうがありませんよね。
 あわせて、“大腸がん検診(便潜血チェック)”、“前立腺ガン検診”、“B型C型肝炎検診”についてもご相談ください。
 ちなみに横浜市基本健康診査料金は現在のところ無料ですが、来年1月から40歳から64歳までの方は有料化(¥1,200)されます(65歳以上はこれまでどおり無料)。

《第10会都筑区医師会公開講演会のお知らせ》

『生きがいの創造〜最先端の科学研究から読み解く人生のしくみ〜』
演者 飯田史彦先生(福島大学経済学部助教授)
日時 11月13日(土)14時〜16時
場所 都筑公会堂
 ベストセラー「生きがいの創造」の著者による、“あなたの心と体を癒し、生き生きとした人生を送る”ためにはどうあるべきか、というお話が聞けるものと思います。ぜひご来場のほどを!
*入場無料ですが事前申し込みが必要です。希望者は都筑区医師会事務局(TEL911-6611)まで。

《歩きましょう!》

 厚生労働省によると、日本人が1日に取るカロリーは、平均して2200kcalです。そして、生命維持に必要なカロリーは人によって違いますが、だいたい1300〜1500kcalといわれています。歩いたり、動くことによって、600〜800kcal消費されますが、多くの日本人の場合、1日当たり100〜300kcal余ってしまうということです。
 体重60kgの人の場合、1分間100歩のペースで歩くと約3.3kcalを消費するといわれています。30分歩けば約100kcalです。従って、100kcalを消費するのに、大人で3000歩・30分が目安になります。ちょっとカロリーが余り気味だという人は、仮に300kcalオーバーだとして、9000歩・90分を目安に歩くとちょうど消費出来る計算になります。
 いよいよスポーツの秋、行楽の秋到来!猛暑、残暑で運動不足の方、歩いてみませんか!

☆歩くための10のアドバイス☆
 1. 靴は、底部に弾力があり、ひもで結ぶタイプのランニングシューズを履こう。
 2. 車に乗るよりも歩こう!
 3. 一度に長時間よりも、分割して歩いてもよい。
 4. 昼休みを有効に使う。20〜30分歩いた後は、食事もおいしい!
 5. 1週間のうち3日は、せめて20分間の速歩をしましょう。
 6. 満腹時は歩かない。食後、1時間半経過が目安です。
 7. 歩数計を腰に、1日1万歩を目標に!
 8. 途中で、決めた時間ごとに脈拍を測る。1分間の計測が好ましいが、10秒間計ったものを6倍にしてもよい。
 9. 歩く習慣とともに、栄養のバランスを考慮することも習慣づけましょう。
10. 自分のペースを守って歩く。犬を連れての散歩は、自分のペースを乱されることが多いので注意!

 「足は第2の心臓」とも言います。なぜならば、足は心臓から最も遠いところにあるため、心臓の働きだけでは血液が十分に届きません。歩行がそれを助けるポンプの役割をしているというわけです。歩行をしていると、足の筋肉の血管の伸縮運動が活発化し、足の血行がよくなります。足を交互に動かすことは、ポンプの役割をしながら血流を促しているということなのです。それは、心臓が膨らんだり縮んだりしながら血流を促しているのと同じことです。それで「足は第2の心臓」と言われているのです。
 「老化は足から」ともいいますね!歩けば歩くほど脚の筋肉が強くなり、それに従って呼吸する回数が増えて酸素吸収量も多くなり、心臓も丈夫になります。さらに血行が良くなれば、大脳の血の巡りも良くなり、頭の働きが活発になります。足が衰えると、目に見えて運動量が大きく後退してしまうことによって、心臓が弱くなったり、血液の量や成分が変化し、それと共に脳の動きが鈍くなってしまいます。
 人間は立っていることや歩いていることで、心臓を鍛え、脳に刺激を加えます。もし、いすに座ってばかりいたり、横になったままでいると、足から脳への司令はスムーズにいかなくなり、やがて脳の老化が始まるというわけです。
 また更年期障害が心配な女性は、運動することによりホルモン分泌が刺激され、ほてりや不眠などの自律神経失調症の改善、抑うつ状態や不安などの精神神経症が解決される可能性が指摘されております。

 便利な機器がある今日、歩かなくても用は足せるようになりました。しかし、使わないでいると脚は少しずつ衰えていきます。衰えていくとますます歩かなくなってしまうという悪循環に陥ります。脚は鍛えれば鍛えるほど丈夫になります。無理せず、少しずつ歩くことは、運動不足を解消するてっとり早い処方なのです。
 歩きましょう、今日、この瞬間から!

*おまけの話
 運動しないでミドルになると、ちょっとした運動やきつい仕事で、ひざや背筋が痛くなったり、腕が上がらなくなることが少なくありません。
 なぜならば、若い時は筋肉が柔軟で、運動によって加えられる負担も、柔軟な筋肉が引き受けてくれるのですが、年齢と共に筋肉が固くなると、その負担は関節を取り巻く靭帯や腱が、以前よりも多く引き受けざるを得なくなるからです。
 関節の付近は、筋肉よりも血行が少ないので回復に手間取ります。これが節々が痛む原因だったのです。
 運動不足に肥満が加わると更に悲劇的です。運動不足と肥満は悪循環となり、常に関節に負担が加わり、ひどくなると関節炎(変形性関節症)を起こす人も出てきます。

《 お酒との上手な付き合い方 》

 お酒は上手に付き合えば「百薬の長」、ただし飲み過ぎると「万病の元」!
 厚生労働省が勧めているお酒の飲み方は、「日本酒の場合、1日1合まで。1週間に最低2日はお酒を飲まない日(休肝日)を作る」というものです。
 適量は以下のとおり。
  日本酒(15.9%) 1合=180g :197kcal
  ビール(4.5%) 大ビン1本=約650g :247kcal
  ワイン(12%) ワイングラス1〜2杯=約240g :約150kcal
  ウイスキー(43%) ダブル2杯=約60g :約150kcal
 アルコールの含有量が少ないビールが量としては1番多く飲めるわけですが、その分カロリーも多いので、体重が気になる人は要注意!!

《 コエンザイムQ10 (CoQ10) 》

 人間の身体は60兆もの細胞が集まってできています。CoQ10はその60兆ある細胞の全てにもともと存在する物質です。
 CoQ10は、アデノシン三リン酸(ATP)という物質を作っています。
 ATPとはエネルギーの源になる物質のことです。生命活動の源はATPに支えられていて、運動したり、考えたり、体温を保ったり、免疫系を守ったり、生きる上での全てのエネルギーの大部分はこのATPによってまかなわれています。
 ATPを合成するいわば工場とも言える場所が、細胞の中にあるミトコンドリアという小器官です。
 CoQ10はあらゆる細胞にあるミトコンドリア内に存在し、ひっきりなしに届けられる栄養分と酸素を利用して、せっせとATPを作り出しています。
 実は体内における生産能力は20歳前後をピークとして40歳をすぎる頃では不足傾向が顕著となります。
CoQ10が減るということは、ATPの生産量も減るということ。そうすると当然、60兆もあるそれぞれの細胞でエネルギー生産量が減ってしまいます。すると、細胞の力がなくりなり、いろいろな臓器の働きも衰えてきます。そうなると身体全体の体力も低下するわけですね。

・抗酸化作用
 人間の体は喫煙や不規則な生活、ストレスなどが続くと、活性酸素が増加して体内が酸化し、老化を促進するほか様々な病気となって体に現れるようになりますが、CoQ10はこの酸化の防止に役立つと考えられています。CoQ10は、活性酸素の影響を最も受けやすいと考えられている、体内の脂質の酸化を防止するシステムの中心的物質として欠くことが出来ない大切な働きをしています。さらに、心臓などの循環器系の病気予防、スポーツ選手の運動能力の向上にも効果が期待できるといわれています。

・ダイエット効果
年齢とともにおなかがどんどん出てくるいわゆる中年太りこれははっきりCoQ10不足です。食べすぎが肥満の原因である事は周知の事実ではありますが、たとえば小食であってもエネルギーとして使用されなければ余った体脂肪として体内に備蓄されます。要は体内に入った食品がエネルギーとして消費できるかどうかが肥満とスリムの分かれ道です。CoQ10の不足はエネルギーの生産を低下させ、糖や脂肪が消費されにくくなる上に運動する事が億劫になりますから二重の意味で肥満を招きやすくなります。

 CoQ10は日本では心臓の薬として使われてきましたが、2001年の食品規制緩和により健康食品としても販売されるようになりました。
 当院では日本医療M&A株式会社(サプリメント外来のホームページは、http://www.daitaiiryou.jp/)が取り扱っている下記商品をお勧めします。
ダイナミックQ10+DHA・EPA
 1箱(320mg×90粒)5,040円(税込)、1日3粒服用
 (CoQ10+DHA+EPA+天然ビタミンE+ビタミンB12 のすぐれ物です。)
 購入希望の方はご相談ください。(在庫がある場合は即日お渡し、ない場合は大至急お取り寄せします。)

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