クリニック通信2003年9月号 〜

みなさん、今年もインフルエンザの予防接種を受けてください。
 〜9月1日より予約開始です。〜

 いよいよインフルエンザ予防接種の話題が登場です。9月1日より予防接種の受付を開始しました。
 現在下火の“SARS”がこの冬どのように現れてくるのか、誰にも予測できません。今のところ“SARS”に関しては予防法も簡易検査手段も特効薬もありませんので、今冬発生するとウィルスの“なすがまま”状態です。
 しかし、インフルエンザは予防出来ます。検査方法も特効薬もありますが、昨年のように検査キットと治療薬(タミフル)のいずれも品薄状態で満足な対応が出来ないことを当然覚悟しておかなければなりません。「今年は大丈夫」とは言いきれないところです。
 先ずは予防しましょう。そのためにはぜひともインフルエンザの予防接種を受けてください。11月と12月にそれぞれ1回ずつ受けましょう。13歳以上の方もできれば2回打って万全を期した方がよろしいでしょう。1回のみでは不十分な場合が想定されます。

『食品と暮らしの安全』No.172(2003.8月号)よりの話題です

その1:小麦アレルギーは実は有機リン系殺虫剤に反応しているのかもしれない!?
 食物アレルギーベスト5は、(38.3%)、乳製品(15.9%)、小麦(8.0%)、果物(5.8%)、ソバ (4.6%)である。
 何故大豆ではなくて小麦の順位が高いのか?
 小麦のポストハーベスト農薬(クロルピリホスメチル)とシロアリ駆除剤(クロルピリホスエチル)は骨格が同じ有機リン系である。シロアリ駆除剤などに感作された体内に同系統の農薬が取り込まれると、アレルギー反応が惹起されると考えることができる。
 *ポストハーベスト農薬抗生物質の使用された食材には十分注意する必要があります。

その2:薬の服用でビオチン(ビタミンH)欠乏症になる可能性;抗生物質、抗てんかん薬は注意!
 抗てんかん薬はビオチンが吸収される小腸で、ビオチンと競合してビオチンの吸収を悪化させる。
 抗生物質は、ビオチンを合成できる細菌を殺してしまう。
 腸内細菌はビタミンB1、B2、B6、B12、葉酸、ニコチン酸、パントテン酸、ビオチン、イノシトール、ビタミンK、ビタミンEといった水溶性ビタミンを合成できる。
 ビオチン欠乏で発症する可能性のある症状:脱毛、白髪、うつ状態、皮膚炎、食欲不振、吐き気、四肢の感覚鈍磨、筋肉痛、爪の変形、etc
 *次回号でサプリメント(ビタミン・ミネラル)の摂取方法を取り上げますが、ビタミンB群・C群は十分に補給しておきましょう。

その3:黄色い鼻水や痰に抗生物質は必要か?
 風邪をひいて3~4日くらいして鼻水や痰が黄色くなるのは自然経過である。治癒に近づいていると考えよう。あわてて抗生物質を服用する必要はない!
 *抗生物質の服用量を減らしていきませんか!

その4:抗菌グッズは必要か?
 過信は禁物である!むしろ有害となりえる!?
 *こまめに洗ったり、食材を工夫したり、こちらの方が大事なのではないでしょうか?

MY!都筑.COMって御存知ですか?
 http://www.mytsuzuki.com/contents/library/index.html
 都筑区の生活情報サイトMY!都筑.COMでは、都筑区医師会の諸先生方が、わかりやすく症状別にお話された内容をインターネットのビデオライブラリーとしていつでも見る(聴く)ことができます。ケーブルネット都筑の森でも1週間単位で昼・夕に放映されていますが、ご存知でしたか?ご存知ない方も、見逃してしまった方も大丈夫です。上記URLにアクセスしてみましょう!
 話題はどんどん増えていきます。今後、小児科や耳鼻科、産婦人科など幅広い分野の話題が予定されておりますのでお楽しみに。ちなみに現在のところ、下記の内容までアップされていますので、ご参照ください。
 1.喫煙と健康障害
 2.せきやたんが続いたり、ゼイゼイして苦しい
 3.血痰が出た!
 4.のどが渇き、体重が減った 
 5.コレステロールが高いといわれた 
 6.血尿がでている 尿にたんぱくがでていると言われた 
 7.検診で血圧が高いといわれたら 

*当クリニックのホームページのリンク集に掲載しておりますので、御利用ください。

都筑区医師会のホームページをみてみよう。
http://www.yokohama.kanagawa.med.or.jp/ward/tsuzuki/
 休日急患診療所や都筑区内の医療機関検索が可能です。必要な際、ご活用ください。

*当クリニックのホームページのリンク集に掲載しておりますので、御利用ください。

いざという時にあわてなための電話番号一覧

 横浜市救急医療情報センター(エ201−1199)
  365日24時間、電話により病院や診療所をご案内しております。

 横浜市北部夜間急病センター(エ911−0088)
  内科・小児科だけですが、毎夜間午後8時〜午前0時まで診療しています。

 都筑区休日急患診療所(エ911−0088)
  日曜日・祝日・年末年始(12/30〜1/3)の午前10時〜午後4時まで、内科・小児科を診療しています。
  耳鼻科の先生が出ている日もありますので、ご確認ください。

 横浜市夜間急病センター(エ212−3535)
  内科・小児科は毎夜間午後8時〜午前6時まで
  眼科・耳鼻咽喉科は毎夜間午後8時〜午前0時まで

サプリメント一口メモ

ヒアルロン酸って何?
 高級化粧品の保湿剤としてよく利用されているのがヒアルロン酸です。医薬品としても関節内への注射剤、眼科用の点眼、やけどや傷に対する皮膚外用剤などとして次々と製品化されてきました。
 最近では、体の中から吸収することで、健康にも役立つことがわかってきました。ヒアルロン酸には、重さの六千倍もの水を保つ力があります。そのため、シワやたるみを改善してみずみずしい肌をもたらすことができます。しわを防ぎ、しかも健康的でいたいという女性の願いにこたえてくれる成分がヒアルロン酸です。


ザクロ・プエラリアって何?
 ほてりやのぼせ・めまい・いらいらなどの体の不調と、それに伴う精神的なダメージ。これら不快な症状は、30代半ばより50代にかけておこる更年期障害の症状です。若い女性の中にも、ストレスなどでホルモンバランスを崩し、生理不順や生理痛、冷え症などの症状がでる方もみられます。
 「ザクロ」には天然由来の女性ホルモン物質が多く含まれています。種子には、女性ホルモンが多く含まれています。原産地のイランでは、血をきれいにする作用があるとして珍重されてきました。タイでは、280年前より
 「門外不出の秘策」とされてきたプエラリアも、ザクロ同様体内で女性ホルモンと同じような働きをします。
 女性の美肌、更年期救世など、女性らしさ復活二項かを発揮しているザクロ・プエラリアは、まさに女性の味方です。

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