クリニック通信6月号〜

病気の治る人、治らない人

 『快癒力』というベストセラーの著者、篠原佳年(しのはらよしとし)先生をご存知でしょうか?今年4月にも『あなたには快癒力がある』という本を執筆されておりますが(クリニック展示中)、ある雑誌のインタビューの中で患者さんの特徴と快癒力(自然治癒力)との関係についてありましたので、ご紹介します。
 まず第一に病気が治る患者さんの特徴は次の3タイプ。
 1.「もう勝手にしろ」と開き直れる潔さ、勇気のある人
 2.何かに夢中になる、忙しく働くなどで、病気のことを忘れる人
 3.他人のために一生懸命になって、病気を意識しなくなる人
 そして病気が治らない患者さんの特徴はというと、次の3タイプ。
 1.「早く治して〜!」「注射を打って〜!」と目先の症状を軽くしたいとジタバタする人
 2.病気に立ち向かわず、治らないとあきらめて医者の言いなりになる人
 3.病気になった方が都合の良い人!
 いかがですか?「なるほど〜」でしょう!『病は気から』とは真理です。篠原先生の考え方からさらに2つ大事な考え方をご紹介しましょう。
「病気は医学が治すのではなく、病気になった人が自分の力で治すのです!」
「病気はその人の体の内部から発信された、生き方に対するメッセージ!素直になって生き方を変えなければならないのです!」
 私も篠原先生と同じような考え方で治療に取り組んでおります。漢方医療をはじめとした“相補・代替医療”を積極的に取り入れ、皆さん一人ひとりにあった治療プラン(治癒力増強プランといったほうがよいでしょう!)を見つけていけたらと考えております。『一発で治る注射』や『根本的に治す薬』などないということを今一度肝に銘じておこうではありませんか!

おまけの質問:世界最大のホルモン生産会社といえば?

 同じことをしても好きでやれば幸せホルモンが分泌され、いやいややれば良くない(カテコールアミン)ホルモンが分泌されるのです。
 その人の心のあり方が、体の生理機能に大きな影響を与え、病気となる。心のあり方を変えなければならない(心のありようを変えることがすなわち治療である!) <答え;あなた自身です!>

高血圧改善5つのポイント

 現在高血圧の人は3,000万人以上!40代でも3割は高血圧だそうです!将来脳卒中や心筋梗塞で困らないためにも、ぜひ気をつけましょう。40歳以上の方は必ず年1回健康診断を受けようではありませんか!
 適正な血圧は120/80mmHg以下です。130/85mmHg以上(正常高値血圧といいます)の人は気をつけておきましょう。血圧改善の5つのポイントは下記の通り。5つあてはまる人が5つとも取り組めば、何と血圧は20mmHg以上ダウン!さあ、頑張って〜!!
 1.ウォーキング;1日30分、最低2日に1回、週3回以上、軽く汗ばむ程度〜10mmHg血圧ダウン!
 2.節酒;1日ビール大瓶1本、日本酒1合、ウィスキーダブル1杯が限界(女性はその半分です)〜5mmHg血圧ダウン!
 3.減塩;高血圧患者の3割は塩分の摂り過ぎです〜3mmHg血圧ダウン!
 4.カリウムを多く摂りましょう!;ナトリウムの排泄を促します〜3mmHg血圧ダウン!
 5.ダイエット;間食や脂っこい食事を控えて身体を動かそう〜2mmHg血圧ダウン!
 

糖尿病について

 5年前の統計で糖尿病罹患者が690万人、その予備軍が630万人といわれておりました。5年後の現在はまた少し増えているのではないでしょうか?なんと日本人の10人に1人は糖尿病にかかわりがあることになります!恐いのは、“無症状”で経過すること!ある日突然脳卒中や心筋梗塞で倒れてしまうこともありえます。腎不全(透析)や網膜症(失明)なんてことになると残りの人生は結構つらい〜!
 40歳以上の方はぜひ年1回、血液・尿・心電図をチェックしましょう。
 糖尿病+高血圧+高脂血症+喫煙という方・・・、最悪です!!


マグネシウム:糖尿病、高血圧の秘密兵器?

 マグネシウムはカルシウムと協力して、身体の細胞から不要なものを排出させ、必要な栄養分を吸収させています。それにより、血管をリラックスさせて拡張し(高血圧を改善するはず)、筋肉の痙攣を抑え、炎症を鎮めてエネルギー消費を効率化させることができます。心臓発作の犠牲となった人の多くは、血中や心筋のマグネシウムレベルが低いという統計があります。また膵臓がインスリンを作るのにもマグネシウムが不可欠です。その他筋肉の痙攣に関連する、気管支喘息、片頭痛、そして月経前症候群などの予防・改善にも威力を発揮します。ぜひマグネシウムを多く含む、魚類・葉菜類・大豆・コーンあるいはミネラルウォーター等を積極的に摂取してください。     戻る