クリニック通信12月号 〜

 いよいよ、“師走”ですねぇ!インフルエンザの発生がちらほら話題になってきました。インフルエンザには予防接種にまさる予防法はありません。なるべく年内に予防接種を受けておきましょう。万が一かかったかなと思ったら、48時間以内に受診してください。

・睡眠時無呼吸症候群

(1)よくいびきをかく
(2)朝の目覚めが悪い、寝た気がしない、朝倦怠感が強い
(3)起床時、頭痛あり
(4)日中なんだが眠くてしょうがない
(5)夜中にトイレに起きる回数が多い
(6)扁桃腺が大きくて、ノド風邪をひきやすい
(7)肥満である
(8)睡眠中、呼吸が止まっているといわれている
(9)息苦しくて目が覚めることあり
(10)何らかの生活習慣病に罹患している

 さ〜て、貴方にはいくつ当てはまりましたか?

 睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは、睡眠中に呼吸が止まった状態が断続的に繰り返される病気です。具体的には、一晩の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上、あるいは睡眠1時間あたり5回以上の無呼吸が確認されれば、貴方は立派なSASなのです。

 SASが怖いのは生活習慣病の原因となることです。例えば、高血圧の危険が2倍、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)が3倍、脳卒中が4倍と報告されていますし、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症の合併も多いことが確認されています。

 アメリカでは、睡眠1時間あたり20回以上無呼吸が記録された人は、そのまま放置していると9年後に10人中4人は心臓病、脳血管障害、交通事故で亡くなっていたという衝撃的な報告もあります!!

 貴方がSASであるかどうかは、貴方の睡眠パターンを解析しなければわかりません。従来は専門の呼吸器科に入院して、特殊な機械を装着して診断していましたが、最近になって“携帯型睡眠ポリグラフ”が使えるようになり、機械を家庭で装着することで簡便に診断できるようになりました。

 検査を希望される方は、ご連絡ください。後日、担当者がお宅まで機械を持参し、やり方を説明します。後日クリニックにて解析結果をご説明し、治療プランをたてます。
 お父さんに長生きしてほしいお母さん!(?)ぜひご相談、ご相談・・・!!

・ピクノジェノールって何?

 ピクノジェノールとはフランス海外松の樹皮から抽出された天然植物成分です。この松は産地の気候により他の種類の松と違って非常に厚い皮で出来ており、この皮の中に多量のプロアントシアニジン、カテキン、エピカテキンを始め、40種類以上の“水溶性ポリフェノール群”が含まれており、これらが“活性酸素”から生体を保護する強力な“抗酸化特性”を有しているのです。その効力はビタミンCの20倍、ビタミンEの50倍も強力なのだそうです。さらにこれらビタミンの効果を相乗的に高める役割もしているというすぐれものです。

 ピクノジェールは身体の細胞や組織に障害を与える過剰の“活性酸素”を消去する作用によって抗炎症あるいは鎮痛作用を発揮しますが、婦人科疾患、循環器疾患、皮膚科疾患、整形外科疾患で効力が確認されております。特に“月経困難症”及び“子宮内膜症”の治療薬としては我が国そしてアメリカで特許も取得済みです。

 いかがですか。“お血”をとる漢方薬の内服が苦手であったり、ホルモン治療に抵抗のある方には朗報かもしれませんね!興味をお持ちの方は、クリニックにパンフレットがありますので、お気軽にご相談ください。

・小児の肥満について

 5歳以上のお子さんで、標準体重より50%以上重たいお子さんは重度肥満です。腹囲が80cm以上の場合、内臓脂肪の蓄積かもしれません。身長に比べて体重だけどんどん増えていく場合も要注意です。以上のいずれかに当てはまる場合、すでに生活習慣病(高血圧・高脂血症・脂肪肝・糖尿病・高尿酸血症など)になっていないかどうかをチェックしておく必要があります。

 現代社会の何が悪いのか、原因は様々でしょうが、肥満の子どもの割合は着実に増えており、小学生男子では10人に一人以上が肥満。しかも肥満度50%以上の重度肥満がこの7年間で1.2%から2.3%へ倍増しているとのこと。12歳まで肥満だと50〜80%は成人肥満、そして生活習慣病へ・・・、恐ろしやぁ〜。

 予防医学の第一歩、小児肥満の是正に取り組みましょう。『食事と運動と生活リズム』ですよね!

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