クリニック通信11月号 〜

・インフルエンザウィルス
 皆さん、インフルエンザの予防接種は申し込まれましたか?すでに10月から接種されている、“準備万端派”の方も多数おられます。体調と相談して、良い時期に接種してください。
 さて、インフルエンザの原因はウィルスですが、他のカゼ症候群と違い、全身症状が強いのが特徴です。1〜2日の潜伏期間の後、突然38〜40度の発熱、悪寒&戦慄、頭痛、筋肉痛、関節痛、全身倦怠感などの全身症状に引き続いて、上気道炎症状(鼻汁、咽頭痛、咳など)が出現します。また消化器症状(悪心・嘔吐、下痢、腹痛など)を合併することもあります。高熱は3〜5日程度続くようです。
 インフルエンザの診断は、最近では外来で“迅速診断キット”がかなり精度も高まり、使いやすくなってきました。疑わしきは先ず検査をお勧めしております。15〜20分で判定できます。
 発症後48時間以内であれば、抗インフルエンザウィルス薬を内服するとよいでしょう。

・小児喘息
 小児(気管支)喘息は、子どもの慢性疾患の中で最も多く、小児の約5%が喘息であると言われています。
 小児喘息の90%以上はアレルギーが関与しており、中でもダニが原因であることが多いようですが、アレルギー以外にも、ウィルス、煙草の副流煙、排気ガス、気温の変化、ストレスなどが発作の誘因となります。
 小児喘息の70%は大きくなれば緩解(症状が出ない状態)しますが、残りは思春期や成人まで持ち越してしまいます。また、小児期に緩解していても、成人してから再発する場合もあるようです。
 喘息を“完治”させることは難しくても、“コントロール”することは比較的容易です。無症状の時期も、気管支の過敏な状態や気道の炎症が続いており、これが爆発(すなわち喘息発作)するのを“予防する治療”が必要です。
 “予防的治療”としては、原因・誘因の除去(環境整備)と薬物療法(主として抗アレルギー薬や抗炎症薬の定期的吸入)が主体となり、これに身体鍛練(水泳などの運動療法、冷水浴などの皮膚の鍛練など)が補助的な役割として必要でしょう。
 小児喘息では適切な“コントロール”を行うことによって、学校生活や行事などで活動制限をしなくてもすむように心がけてあげることが大切です。

・血液検査の読み方:γGTP
 さて40歳以上の皆さん、今年の健康診断の結果はいかがだったでしょうか?えっ、ここ数年受けたことがないですって・・・!論外です、退場です。過信は禁物です。ぜひ定期的に健康診断を受けておきましょう。
 γGTP(ガンマ・グルタミルトランスペプチダーゼ)という検査項目がありますよね。数値が高い(3桁)とよく「酒の飲み過ぎなんじゃないの?」といわれる項目です。アルコールが原因の場合は、3〜4週間断酒すれば元にもどるはずです(もっとも肝硬変になっている場合は、2ヶ月必要ですが)。アルコール以外の慢性肝障害でも機序不明ですが、数値が上昇します。
 肝障害以外でも、膵臓や心臓に問題がある場合、かなり高値となります。また糖尿病の場合も軽度高値になるとされています。
 いずれにしても、γGTPの数値が高い場合は、超音波検査で肝臓、胆嚢、膵臓などをチェックしておく必要があります。当クリニックでは、(月)〜(土)の午前8時半から予約検査を承っております。ぜひご活用ください。待ってます。

・生きる
『何となく生きていませんか!?』
『今、あなたは本当に100%の力を発揮しているでしょうか!?』
『今なすべきことに背をむけていませんか!?』
『今あなたにとって最高の選択とは、いったい何なのでしょうか!?』

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