ホルター心電図&解析システムを導入しました

『ホルター心電図検査がスムーズにできます!』
 別名「24時間心電図」、文字通り24時間の心電図をチェックします。動悸や胸痛、失神発作など、不整脈や狭心症が疑われるけれども、外来受診時には何ともなかったり、あるいは夜間に発作がおきることが多かったり(心臓の血管が痙攣するタイプの狭心症など)する場合に力強い診断ツールとなります。
 検査は胸に5カ所ほど電極を貼付し、そして小さな箱形の装置を首からぶら下げるか、胸ポケットにいれてもらいます。入浴やスイミングはできませんが(水に弱い)、それ以外は普通に行動できます。翌日、装置をはずして記録されたデータをパソコンにて解析、リアルタイムにパソコン画面上で検査結果をご説明します。従来は外部検査機関に器械の貸し出しと結果解析依頼をお願いしておりましたので、都合4回の外来受診が必要でしたが、今月からは解析まですべてクリニックで可能となり、連続2日の受診だけでOKです。当面、心電計は1台のみですので、偶発的な重なりで後日検査となることもあります。その点はご容赦ください。

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不整脈を診断する『発作性心房細動』
 心房細動は、心房自体から1分間に約350〜600の頻度で不規則な電気信号が発生し、心房全体が細かくふるえ、心房のまとまった収縮と弛緩がなくなる不整脈です。高齢者では、心房細動の人の脳のCT検査やMR検査を行うとほとんどの人で多発性の脳梗塞を認められるそうです。脳梗塞の1/4〜1/3が心臓由来(大部分が心房細動)と言われていますが、発作性心房細動は見落とされている可能性があるので、心房細動が原因となる脳梗塞は、実際にはもっと高頻度だと考えられております。

 発作性心房細動は、飲酒、睡眠不足、激しい運動、肥満、過労、ストレス、暴飲暴食、低カリウム血症などが引き金になります。

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